身近な草木で染めた服
石徹白は白山からの恵みを受けた自然豊かな山奥の源流地。この土地に自生するあらゆる植物はそれぞれの色を持っています。その美しさを暮らしに取り入れたいと、周りの植物で布を染め始めました。
藍の葉っぱを育てるところから藍を建て、甕に仕込んで染める。草木を摘むところから、煮出して染め上げる。季節やその年によって現れてくる色が違うのが植物で染める難しさでもあり、楽しさでもあります。
人の手が加わることで生み出されるやさしい草木花の色、そして、古来から日本文化として受け継がれてきた藍の色は、日々の生活に彩りと温もりを与えてくれます。
染め直しや染め重ねもできますので、長く愛着深くお使いいただけたら幸いです。