石徹白本店での営業が始まりました。

石徹白洋品店の今年の営業が本格的にスタートしました。

5月は、畑の準備に藍染のスタート、本店の営業開始ととても慌ただしいのですが、雪が溶けて無くなった気持ちのいい季節で、何もかも新しい気持ちで進めることができて大好きな月です。

冬を経て、久しぶりに石徹白でお迎えるするお客様とも、お話が弾んで楽しい時間を過ごさせてもらっています。

今年、創業10周年を記念しての元馬小屋ギャラリーの展示も始まりました。

ギャラリーは築140年のとても立派な梁の建物です。

石徹白は夏が短く、農耕ができる時期が限られているので、足の遅い牛では田畑を耕すのに適さず、常に馬を飼っていたそうです。

今でも80代以上の方にお話を聞くと、馬を飼っていた思い出話しに花が咲きます。

私たちの住む母家も、玄関口に馬小屋があり、多いときは２頭の馬を飼っていたそうです。

自分達の食べるものを賄うには欠かせなかった馬。人と同じように大切にしていたと聞きます。そんな大事な場所で、石徹白洋品店の原点になるような展示をしております。

お店に加えて、こちらもゆっくりとご覧いただけたらと思います。