スキップする

第2期 たつけ認定講師

第1期のたつけ講座認定講師をご紹介いたします。認定のための講座と課題を経て、講師になられた皆さんです。
石徹白のたつけをともにお伝えする仲間が増えて嬉しいです。
講師のみなさんは、それぞれお住まいの地域でワークショップを開催しますのでぜひご参加ください。ワークショップの情報は以下のページからご覧ください。

ワークショップ一覧

 長濱久美子

活動地域:静岡県掛川市

ワークショップ情報

「環境問題や災害への懸念など子供の頃から気になっていたことに加え、大人になって感じた大量消費社会への疑問や違和感。ぐるぐるモヤモヤと考え、調べ、たどり着いたことのひとつが「端切れの出ない服を作ること」でした。そして出会ったのが石徹白洋品店さんのたつけの作り方です。
この度「たつけ講師認定講座」という機会をいただき、石徹白の地に足を踏み入れ、雄大な自然とその土地の文化に触れ、そこに住む人々のお話を聞かせていただきました。石徹白のたつけ作りによってそこに息づく先人の知恵や工夫を感じ、忘れていた何かを思い出すような感覚を共有できたら幸いです。」

 

 吉野香織

活動地域:神奈川県

ワークショップ情報 

「自然豊かな神奈川県大磯町に移り住み、山や野の恵みを楽しみ、染めや糸紡ぎなどの手仕事も楽しむ中で、野良着であった「たつけ」を知りました。
元々手縫いでちくちくと服を作っていましたが、どうしても端切れが出てしまう。でもたつけは、ほとんど無駄な布が出ない。しかも、各々の身体に合わせてオーダーメイドのような身につける衣服を作れてしまう!着心地もいい。
これはたつけならでは、手作りならではの醍醐味だなと、課題のたつけを何本も縫っていく中で感じました。
たつけはお裁縫に慣れている方には楽しいパズルのようですし、慣れない方でもゆっくり一つづつ進めていけば自分だけの一着が仕上がります。
自分で縫った服を着ると、じんわりと幸せなんです。」
石徹白での時間を胸に、ご縁のある方それぞれのペースでたつけを仕上げていくお手伝いが出来きたら嬉しいです!

   

墨順子

活動地域:兵庫県三田市

ワークショップ情報 

 

 

西尾理恵

・活動地: 長野県長野市および小川村近辺

・ワークショップ問い合わせ先: sakura-moon.garnet@hotmail.co.jp

化学繊維によるマイクロプラスチック。天然繊維といえども付いて回る農薬や森林破壊。毛皮や羽毛剥離のための動物虐待。売れ残った衣類廃棄・焼却による環境汚染。
人は衣服を纏わずして生きていくことはできませんが、現代においては、ただ服を着るだけで、自動的に、ほぼ100%これらの問題へ加担してしまいます。そのサイクルから外れるためにできる第一歩は、服を買わないこと、すなわち、自分で良質な素材を選んで服をつくることです。
こう考えて、裁縫経験の少ない私でもできる服づくりを探す中で出会ったのが、石徹白のたつけでした。端切れを出さず、直線裁ち・直線縫いのみながらも機動的というその合理性には、目から鱗の連続でした。
ただし、シンプルとはいえ縫い物初心者には手こずるポイントがあり、自身がそうであるからこそ、「ぶきっちょ」でも縫いやすくするにはどうすればいいかを考えて工夫した手順がいくつかあります。
ぜひワークショップでお伝えし、地球に優しい暮らしの一助になれれば幸いです。

 

ワークショップ一覧