石徹白洋品店の服づくりに大きな影響を与えている、店主・平野馨生里の聞き書きの師である渋澤寿一氏の新刊「森と算盤」が今年5月末に出版されたことを記念してトークイベントを開催いたします。
海外での農業支援、ハウステンボスの立ち上げ、全国の高校生による「聞き書き甲子園」など数々の事業を行ってきた寿一氏。さまざまな活動に対する思いの背景には、やはり、現在の日本を形作ってきた渋澤栄一(寿一氏の曽祖父)や、その後継者であり民俗学者・宮本常一を支援した渋澤敬三氏(寿一氏の大叔父)の姿もあるのではないでしょうか。
寿一氏のこれまでの活動について、そして、これからの日本の地域がどのように在るべきなのか、寿一氏のお考えをお話しいただきます。(その後、交流会も予定しております)
石徹白洋品店本店横の馬小屋ギャラリーでは企画展「未来を拓く民衣 〜渋澤民俗学から学んだこと〜」も同時に開催しております。そちらも合わせてご覧ください。
日 時:2024年7月14日(日)
トークイベント15:00開場 15:30開始 17:30まで
交流会 18:00開始 20:00終了予定
会 場:石徹白洋品店本店(岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18)
定 員:15名
参加費:トークイベント 3,000円(「森と算盤」一冊込み)
*高校生以下は無料
交流会 3,000円(食事代。飲料は別)
*高校生以下は1,500円
*トークイベントの前は14:30まで本店をご覧いただけます。お時間に余裕を持っておいでください。
<話し手について>
【話し手】
渋澤寿一
1952 年生まれ。東京農業大学大学院終了。1980年国際協力事業団専門家としてパラグアイ国立農業試験場に赴任。帰国後、長崎オランダ村、循環型都市「ハウステンボス」の役員として企画、建設、運営まで携わる。現在、共存の森ネットワークの理事長として、日本やアジア各国の環境 NGOと地域づくり、人づくりの活動を実践中。全国の高校生100人が「森の名手・名人」や「海・川の名人」をたずねて聞き書きし、発信する「聞き書き甲子園」の事業など、森林文化の教育、啓発を行っている。明治の大実業家・渋澤栄一の曾孫にあたる。
【聞き手】
平野馨生里
1981年岐阜県岐阜市生まれ。 石徹白洋品店店主。 岐阜の山奥の集落「石徹白」に2011年に移住し、地域のお年寄りの「聞き書き」を行う。先人の暮らしの知恵に感銘を受け、伝えていく活動を行っている。その中で地域に伝わる農作業ズボンの作り方を学び、リデザインした商品を制作・販売している。 植物を育てたり採取するところから藍染・草木染めも行っている。
<トークイベントのご予約について>
このウェブサイトにて、事前決済をお願いいたします。ご都合が悪くなり欠席される場合は、3日前(7月11日)夜12時までにキャンセルのご連絡を info@itoshiro.org 宛にお願いいたします。こちらで返金手続きをいたします。開催2日前(7月10日)以降のキャンセル 及び 当日の欠席の場合は、返金いたしかねますので、あらかじめご了承下さい。
*イベント参加に合わせて石徹白の史跡等も巡ってみてください。
白山中居神社 車で5分
浄安杉(神社の裏手にある伝説のある巨木) 神社境内より徒歩20分
石徹白大杉(樹齢1800年・日本で6番目の巨木) 車で30分+徒歩15分