［シルクパジャマ/ 越前シャツ＋はかまキット］レスキューシルク着尺布（1/16,1/30オンラインレクチャー）

レスキューシルクでパジャマを作ろう
「はかま」と「越前シャツ」のキット
＆オンラインレクチャー(1/16, 1/30）

(受付開始：11/1 申し込み締切：12/15）

着物に使われるはずだった絹の白生地が、着物の需要が少なくなって”使われないまま”になって眠っています。

上質で、とにかく心地よいシルクの布たち。使われなくてそのままになっているなんて、勿体無い！

それらを”レスキュー”して、極上の肌触りのパジャマを作る企画を始めました。

パジャマは、トップスは「越前シャツ」、ボトムは「はかま」です。

二着作っても、布には余裕がありますので、越前シャツをワンピース型にしたり、はかまの丈を長くすることも可能です。

（写真：越前シャツはsize3、はかまは丈94cmで制作。身長155cm着用）

今回用いるシルクは、以下の種類の中からお好みのものをお選びください。

１、羽二重（4m弱カット×3本）

薄手の柔らかい羽二重の生地です。都合があり3本にカットされていますが、3本分で1反ほどの分量になります。透け感と張り感があります。

薄手ならではの高級感あるパジャマを作りたい方はこちらがおすすめです。

２、丹後ちりめん：3本カット生地（4m前後カット×3本）

京都の問屋さんに訪問して、レスキューした反物です。シボのあるシルクの極上の布なのですが、カットされているために眠っていました。カット寸法を確認の上、裁断を進めてください。

スタンダードな丹後ちりめんで、最高級の着物に使われる反物です。しぼがあるので、肌を柔らかく包み込んでくれます。

３、丹後ちりめん織柄あり（14.47m）

横ストライプの控えめな織柄があります。ネップや傷などもありますが、そこには糸印がつけてありますので、気になるようでしたら避けてお使いください。

厚みは2と同程度で、使いやすい雰囲気の生地です。

４、丹後ちりめん　唐草模様（15.14m）

白生地の中に華やかさがある織柄です。光沢があり高級感が増します。

５、丹後ちりめん菱形織柄（12.85m）

菱形の織柄で上品な風合いです。布端に大きめの焼けがありますので、避けてとってください。

６、丹後ちりめん波模様（14.02m）

白い中にも豊かな表情が伺えます。細かい模様で控えめでシックな雰囲気です。

７、丹後ちりめん横縞しぼあり（13.44m）

サッカー生地のようにポコポコとしているので、肌あたりが少なく夏でも涼しくお使いいただけます。

布は上記の7種類です。お好みの布をお選びください。2以外は一点ものですので、お早めにお求めくださいね。

これらの布を使ってパジャマ用に少しアレンジした「越前シャツ」と「はかま」を一着ずつ作りましょう。アレンジのための説明書をセットにし、作り方のポイントをオンラインレクチャーにてお伝えします。

布は”レスキュー”なので、場所によって多少の日焼けやシミがあることもございます。その分、かなりリーズナブルな金額になっております。その点、くれぐれもご理解・ご承知置きください。

【商品内容】

• シルクパジャマキット
  • シルク100%の反物：合計の長さ12-14m
    
  • 作り方の説明書（A4,3ページ）
• オンラインレクチャー（1/16, 1/30  13:00-15:00 2時間以内）
  • 第1回目：レクチャーとご自身の作る服の寸法出し
    
  • 第2回目：質問会

【キット以外で必要となるもの（お手元にない場合は追加でご購入ください）】

• 越前シャツの作り方　＋2,750円
• はかまの作り方　　　＋2,750円

【必要となる資材（ご自身でご準備ください）】

• トップス用：ボタン6個（サイズはお好みで。直径1.5cm以上がおすすめです）
• ボトムス用：ウエストゴム（ご自身のウエストの長さ分）
• ボトムス用：ウエスト紐（必要な方のみ　巾1-1.5cm 長さ140-170cm程度）

【作るために必要となる道具】

• 手縫い/ ミシン縫い共通：裁縫道具（裁ちバサミ、糸切りバサミ、メジャー、チャコペン、マチ針（20本）、針山）、  ボタン6個(1.5cm以上推奨）、アイロン、アイロン台
• 手縫い：手縫い針、手縫い糸（シルクかポリエステルの細口。白か生成り）
• ミシン縫い：ミシン、ミシン糸（シルクかポリエステルの60番。白か生成り）

【オンラインレクチャー+キット　参加のプロセス】

• お申し込みをいただいた後、順次、キットを発送いたします。お手元に届いた内容をご確認の上、1/16のワークショップにご参加ください。（ご参加が難しい場合は、後日、録画をお送りします）
• オンラインレクチャーでは、作り方の概要を説明をいたします。その時にご不明なことなどご質問をお受けいたします。
• オンラインレクチャーは2時間という短い時間ですので、採寸方法、寸法の出し方、製作のご説明をいたします。完成には至りません。ご自身でご自宅で完成させていただくことが前提となります。
  

【申し込み締切】12/15（火）24:00

＜作るための下準備＞
布の水通しをしてください。浸水させて、軽く脱水をかけて、干します。低温で当て布をしてアイロンを当てておきます。
＊普段のお手入れを洗濯機でしたい場合は、ネットに入れて弱流水で回してください。シワはアイロンで伸ばしておきます。縮みが出ますが、縫製前に縮ませておいた方が後々縮みが気にならなくなります。しぼのある生地の場合は、アイロンでしぼを伸ばしすぎないように気をつけます。
＊越前シャツの作り方、はかまの作り方をベースに制作します。「作り方の本」は別売りにて販売しておりますので、お手元にない場合はオプションボタンよりご購入ください。
＊手縫でもミシンでも作ることができます。お好みの方でお作りください。
＊布が柔らかいので初心者の方には難しい布です。

＜裁断・縫製＞
・「越前シャツの作り方」（第３版）と「はかまの作り方」（第３版）をベースにしながら、「シルクパジャマ作り方の説明書」をもとに裁断、縫製を行います。お持ちではない方はこちらのサイトから合わせてご購入ください。３版より前のものをお持ちの方には、事前アンケート実施後にダウンロードリンクをお送りします。

【講師：後藤洋美】

パターンナーとして長年経験を積み、2025年4月より石徹白洋品店に合流。直線裁断の服の素晴らしさを伝えたいと日々研鑽中。高い縫製技術で丁寧にしっかりとお伝えします。

レスキューの布

今回キットにした生地は「レスキュー」したものです。レスキューとは、質は良いものでも傷や汚れがあるもので、機屋さんなどに眠っているものを救い上げた布です。

数量限定です

レスキューの布は限定数となりますので気になった方はお早めにお求めくださいね。