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第3期たつけ認定講師

第3期のたつけ講座認定講師をご紹介いたします。認定のための講座と課題を経て、講師になられた皆さんです。
石徹白のたつけをともにお伝えする仲間が増えて嬉しいです。
講師のみなさんは、それぞれお住まいの地域でワークショップを開催しますのでぜひご参加ください。ワークショップの情報は以下のページからご覧ください。

ワークショップ一覧

佐々木真紀

活動地域:兵庫県

ワークショップ問い合わせ先: asaitoumimasho@gmail.com

麻糸づくりをしているのですが、糸や布の大切さを体感する中で布を最大限に生かした服づくりを模索していたところたつけに出会いました。

先人たちの智恵を知りたい!石徹白にも行ってみたい!と思い講師認定講座を受講。

一枚の布で直線断ちから立体をつくりあげる。自分の体型に合わせてつくっていく、その魅力を一緒に感じてもらえたら嬉しいです。

 

秋野貴子

活動地域:東京都内他

ワークショップ情報

石徹白、石徹白洋品店、たつけ、との出会いは 友との会話のなかで突然に、偶然に、でした。
「いとしろ」「いとしろようひんてん」「たつけ」。
その響きが氣になって氣になって、知りたいと 歩むうちにに至っています。

生地を直線に裁ち、纏うものをつくる、まるで着物のようなズボン
生地を余すところなくいただき、型紙なしでつくるズボン。
初めて石徹白を訪れ、スタッフのみなさんと出会ったのは3月初めのまだ真白な雪の世界。
そこに流れる空氣、空、土、水、山、人々、神々、食など、全てが美しいのです。
ただいま、いってきます、って、初めてのはずなのに、そのような氣もちになる場所。
あ、これ!、と細胞が、魂が打ち震えた感覚を瑞々しく覚えています。

常々、麻糸を績み、小さき布や纏うものを産み出す暮らしのなかで
初めて、たつけにふれた時は鳥肌が立ちました。

四角と三角の布が次第に形になってゆく面白さ
最後に一氣にはくものになる衝撃と歓喜
そして、そこにある優しさや美しさ

たつけが出来上がるたびに、じわ~っと暖かい氣持ちに包まれて、
さらには、毎回異なる表情のたつけに出会うこととなり、
まるで、眠っていた何かを思い出す旅するように、
たつけの成り立ちの奥深さや、一点ものの面白さに引き込まれて続けています。
「素敵なズボンですね。」とお声かけいただく場面あれば、
「ぜひみてください!」と前から後ろから見ていただいたり、
そこからお話が広がったりして、たつけのわがますます広がってゆくのを楽しんでいます。

衣類を自作して纏うことが、日常になるよろこびを分かち合いたい
家族や大切な誰かのために、縫うよろこびを分かち合いたい
石徹白に暮らしてきた方々が、縫い纏い語り繋げてきた 智恵がつまった
石徹白のたつけをこの先の世界にお繋ぎしたい

氣になる方へ
歩みを進めてきましたら
素敵な仲間たちと出会い
石徹白のたつけの御師となりました。

先人の方々の記憶、土地の記憶を感じながら
ひと針ひと針、たつけを縫う旅をご一緒しましょう。
何かしらお役に立てましたらしあわせです。

 

岩田美加

活動地域:岐阜県各務原市

ワークショップ情報

岐阜県の長良川デパートで2023年が終わる頃、「たつけ」に出会いました。現在服飾パタンナー職の私は、なにやら興奮して商品を拝見したのを覚えています。なんか、かわいい!真っ直ぐ!!端切れない?パンツになる工程を知りたく、石徹白洋品店に行ってみたい。その気持ちのまま、たつけ講師認定講座に参加しました。石徹白の冬大雪の中、素敵な仲間に出会い、おかげさまで認定をいただくことができました。

大好きな石徹白の地に、変わらないものがあり、それをとても、大切に、愛されているみなさんがいらっしゃいます。

私もこしらえるたび「たつけ」が生まれた背景を愛おしく感じます。みなさんと「たつけの時間」を大切にしながら、繋いでいけたらとても幸せです。