2024年12月20日(金)から22日(日)まで3日間、初めて九州・久留米での展示会を開催します。2024 AW collectionを中心に、定番、作り方の本などのラインナップを揃えてお待ちしております。
会期:12月20日(金)〜22日(日)
時間:11:00-18:00 最終日は17:00まで
会場:Gallery Earl Gray 久留米市通町111-18 tel; 0942-38-6822
展示会開催に合わせて、久留米絣を生かした服作りをしているIKI LUCAの小倉知子さんとのお話会を開催いたします。ぜひご参加ください。
お話し会内容
IKI LUCA 小倉知子 × 石徹白洋品店 平野馨生里
〜久留米絣の一着のハッピから〜
石徹白は岐阜県と福井県の県境にある小さな集落です。山に囲まれた白山信仰の里で、久留米からは800キロ以上の距離を隔てています。
かつて、久留米絣は日本全国に広まって行きましたが、この奥地も例外ではなく、石徹白には一着の久留米絣のハッピが残されています。
このハッピから、久留米絣について、藍染について、服の形について、あるいは意匠について、読み解くことができることが多く、民俗学的にも貴重な資料となっています。
今回は、久留米絣で服を作っているIKI LUCAの小倉知子さんと、久留米絣のことを中心にお話しし、服作りについて、これからのもの作りについて、地方での仕事作りについてなど幅広くお話をいたします。
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2024年12月21日(土)19:00-21:00
参加費:1,000円
会場:Gallery Earl Gray 久留米市通町111-18 tel; 0942-38-6822
定員:20名
申し込み:こちらのサイトから事前にお申し込みください
*展示会は無料でご覧いただけます。
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話し手プロフィール
小倉知子
福岡県久留米出身。金融業界にて国内外で経験を積んだ後、大好きな地元と50か国以上旅した経験を掛け合わせて「旅する絣」をコンセプトに、2021年IKI LUCAをローンチ。 「久留米絣」そこに欠かせない「藍」、それらを育んだ日本三大暴れ川の筑紫次郎こと筑後川流域。「久留米から世界へ!」と、ものづくりの向こう側の風景と土地の物語を発信しながら活動中。
石徹白洋品店店主
平野馨生里
石徹白集落に住むお年寄りからお話を聞きまとめる「聞き書き」から服作りがスタート。古い服を様々な方からいただく中で、久留米絣のハッピに出会う。久留米(九州)と石徹白(岐阜)。こんな遠くから布が運ばれて服が作られていたのかと、歴史のロマンに浸るとともに、布の背景に興味を抱き、久留米絣に携わる小倉知子さんとのお話会開催を企画。当日は、古い服もお持ちしていろんなお話をしたいとワクワクしている。
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