当店で制作している「越前シャツ」の作り方を解説する冊子を作りました。
これまでの作り方「たつけ」や「はかま」と同様に、直線裁断だけで作られる“奇跡“とも思えるシャツですが、現代風に少しアレンジしてありますので、衿ぐり・衿は多少のカーブを描いた作り方になっています。
これまでの民衣シリーズの中では一番難易度が高く、根気がいりますが、 岐阜県の山奥、石徹白の集落に伝わる「越前シャツ」をぜひたくさんの方に作っていただきたいです。
<内容>
・越前シャツという存在
・石徹白に住んで
・越前シャツの作り方
(採寸、寸法の出し方、裁断、縫製、ポイント)
・あとがき
・衿の型紙
仕様:フルカラー 24ページ
<動画>
*当冊子をお取り扱いしてくださる店舗を募集しております。 詳しくは、info@itoshiro.orgまでお問い合わせください。
◾️作り方を見て服を作った時のハッシュタグについて
お客様から「他の方が作られるのを見られるように、ハッシュタグを作って欲しい」とご要望がありました。SNSに作られた写真などをアップする時、写真と共に
#いとしろ越前シャツ
とタグ付けしてください。越前シャツ以外の服についても
#いとしろたつけ
#いとしろはかま
#いとしろかるさん
#いとしろ袖なし
と入れてください。そうすると、ハッシュタグで検索した時、他の方が自作されたものを見ることができます。
■制作ストーリー
石徹白洋品店として中心的に制作・販売している服の作り方を事細かに公開することに驚かれる方が多くいらっしゃいます。私たちは、石徹白に伝わる伝統衣の素晴らしさをより多くの方に知っていただきたいという思いから、作り方を公開することにいたしました。
もともと、私たちも、地域のおばあちゃんに惜しみなく教えていただきました。これを多くの方に伝えていきたいし、作った時の驚きや喜び、あるいは、自分で作った服を自分で着る楽しさを共有したいと考えています。
・本書のコピー、スキャン、デジタル化等、無断複製、無断転載、二次使用は著作権法上禁じられています。
・本書で紹介した作品の商用利用はお控えください。
最近閲覧した商品
失われつつあった
日本古来の服の知恵と心を学び
次の世代へつなげたい
縄文から続く山間集落・石徹白(いとしろ)で、
地域に伝わる衣服を復刻、リデザインしています
「直線裁断」布に無駄のない形
「藍染・草木染」この土地で育つ植物で染めています