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雪のある石徹白で、たつけをつくる

今年は2月と3月に全部で3回のワークショップを開催しています。

2月の1回目が無事に終了しました。いつもなのですが、今回もとても素晴らしい参加者の方に恵まれ、私自身も楽しい時間を過ごすことができました。

私がこの土地でおばあちゃんに学んだ作り方を、ここでお伝えできることがとても嬉しいのです。

元々、口伝だったものをテキストを起こして伝えているのですが、やはり文字やイラストだけでは難しくて、こうして直接お教えできることで、ちょっとしたコツはもちろんのこと、さまざまな考え方、作るにあたっての心持ちをお伝えすることが出来ます。

そしてお昼には、石徹白ならではの「肉漬け」をお裾分け。
お料理屋には程遠い私自身の自家製のものなのですが、今ここでしか食べられないものを召し上がっていただきたいと思っています。

そんなことをしながら、だんだんと完成に近づいてきて、「これが、こんなふうになるんだ!」という驚きがあるのが、たつけの面白いところです。そのワクワクを共有できる喜びといったら。みんなで作る醍醐味ですね。

石徹白にある「古いもの資料館」で、かつての暮らしで使われてきた道具を見せていただいたり、

古い服や布、大麻の糸を見せていただいたり、この土地の歴史を生で感じることのできるプログラムになっています。

ただたつけを作るだけではない、この土地を学び、味わう内容をこれからも続けていきたいと思います。

冬にワークショップを開催していますが、3月の回まで、ありがたいことに満席です。次は9月か10月か・・・

開催の予定が決まりましたらお知らせいたしますね!