石徹白の夏はあっという間に過ぎ去っていきます。 今年は梅雨明けが8月入ってからだったので、例年以上に短い夏。 扇風機が欲しいと本気で思うのも、わずか1週間ほどでした。 けれども、そんな中でも藍はぐんぐん育ち、例年のような茂り方をしていました。自然の力は本当にすごいですね。 今週に入って、朝晩と寒いと思うような日もあって、扇風機をしまい、慌てて暖房器具のチェックをしています。 深まる秋の中で、私たちの染めも移り変わっていきます。 これからは栗のイガ、セイタカアワダチソウも盛りになってきます。 自然の移り変わりに、体と心がついていくのがやっとですが、その瞬間をそれぞれに味わっていきたいと思います。 日々、美しい染めをさせてもらえる、この大自然に感謝の気持ちで溢れています。