心も体も自由になれる
越前シャツ
石徹白に伝わる服の一つに「越前シャツ」があります。
90代のおばあさんから教えていただいたこのシャツ。越前(福井県)で買ってきた布を使って作られていたことからか、あるいは越前から入ってきたシャツを真似て作ったことからか、「越前シャツ」と呼ばれていたそうです。
肩の位置を選ばない着物のような袖つけ
1枚目の写真のとおり、衿から袖口までの肩のラインは横一直線でまるで着物のよう。そのため、肩線が決まっていないので、なで肩でもいかり肩でも、肩の形をかかわらず、綺麗なシルエットで着ることができます。
脇には三角形のマチがついているので、肩まわりはゆったりとしていて動かしやすいです。
衿は細幅のスタンドカラー
衿はカジュアルにもフィーマルにも対応できるスタンドカラー。締め付けがなくゆったりとした衿周りです。スッキリとしたデザインで、カーディガンやコートなど重ね着もしやすいです。
片側だけの縫い合わせは、
布を無駄にしない作り方をしているから。
石徹白で昔から作られていたこのシャツは、直線裁ちで布を無駄にせずに服をつくる知恵が詰まっています。この片方の身頃にある切り替えはその作り方の名残で、デザインアクセントにもなっています。
自然の色合いで季節を感じて
染めはすべて、自然にあるものから色をいただいています。
定番の藍染のほか、春らしい淡い色合いもおすすめです。ヒメジオンから生まれた柔らかな黄色や、マリーゴールドから生まれた大人っぽいベージュなど。
ショート丈とロング丈。
好みに合わせたスタイルを。
ゆったりしてるのに、きちんと見えるから 休日はいつもこれ
着丈が短いデザインと、長いデザインの2種類をつくっています。
着丈の長さだけではなく、襟やカフスの幅、ポケットの有無を変えています。
いずれもユニセックスです。(ショートは女性モデル、ロングは男性モデルが着用しる写真が多いですが、女性でロング、男性でショートを着る方もいます。)
ぜひ、サイズをお確かめのうえ、ご自身にあったお好きなスタイルをお選びください。