「たつけ」のための生地づくり

私たちは、日々、より良い「たつけ」を作るために、オリジナルの生地を作ることから、取り組んでいます。

パンツに向いた生地は色々と探せばあるのですが、先人らが作ってきた「たつけ」
は着尺（着物を作る布幅）で作られてきたので、そのような生地を今探そうとしてもなかなか流通していないのが現状です。

あったとしても、浴衣や着物などの薄物の生地や、柄物が多く、私たちが作りたい藍染や草木染の「たつけ」には向いていません。



そんな時、ある方からご紹介いただいて訪れたのが、愛知県の知多で、着尺専用で機織りをされている機屋さんでした。

昔はもっと和服の需要があったので、このような機屋さんも多かったそうですが、今はすっかり姿を消してしまったとのこと。

そんな中、手ぬぐいや浴衣、着物やハッピのための木綿布を織られていて、私たちは何年も前からお世話になっています。ここで作られる布で、どんな「たつけ」ができるのか・・・。

早くみなさんにお披露目できる日を楽しみに、ものづくりに勤しんでおります。

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