石徹白民衣シリーズ「袖なしの作り方」リリースイベントを開催します

石徹白民衣シリーズ「袖なしの作り方」リリースイベント
10/1 トークライブ「衣の自給」

岡本よりたかさん(自然栽培家) × 平野馨生里(石徹白洋品店)

 

かつて、自分の手で服を作ることは、当たり前のことでした。

岐阜・郡上の山奥の集落「石徹白」に住む80代から90代のおばあちゃんから学んだ和服「たつけ」「はかま」などは、自ら栽培した麻を使って手織りし、仕立て、藍で染めたものがほとんどです。

今回リリースする「袖なし」の作り方は、とてもシンプルなのですが、裁断に肝があり、日本の先人の知恵を学ぶ貴重な作り方です。

 

これまでの「たつけ」などと共に、自分の手で作り、日常に身に纏う衣として多くの方に作り方をお伝えしたいと考えています。

食の自給を目指し、日本各地で自然農を伝えていらっしゃる岡本よりたかさんは、藍の葉っぱを育てて藍染をし、一部でも衣の自給に近づけるような活動を始めています。

リリースイベントとしまして、よりたかさんとのトークを通じて、衣の自給について、暮らしを自分の手で作ることの大切さについて考えていきたいと思います。



 そしてちょっとだけ、「住の自給」としてよりたかさんが日々行なっている古民家の改修のお話も聞けたら!と目論んでいます。

衣の自給について、袖なしについてご興味ある方はぜひご参加くださいね。

 

<概要>

日程:10月1日13時半〜16時

会場:石徹白洋品店(郡上市白鳥町石徹白65-18)

定員:20名

料金:3,500円(「袖なしの作り方」(2,750円)を含む)

内容
・お話会
・藍畑の見学
・藍甕(工房)の見学
・ギャラリー(築140年木造建築)
・店舗(古材を活用した新築木造建築)のご紹介

お申し込み方法

こちらのお申し込みフォームにご記入ください。

 

プロフィール

岡本よりたかさん

無肥料栽培家・環境活動家。空水ビオファーム代表。(株)岡本商店代表取締役。「たねのがっこう」主宰。TVディレクター時代、取材を通して、農薬、除草剤、肥料が環境にもたらす破壊的ダメージを知り、またITエンジニア時代に体調を壊し、40歳半ばで無肥料栽培家に転身。現在は、全国で無肥料栽培セミナーを開催しつつ、岐阜県郡上市にて農業スクール及びシードバンク「たねのがっこう」を運営。

平野馨生里

岐阜県岐阜市生まれ。 石徹白洋品店店主。 岐阜の山奥の集落「石徹白」に2011年に移住し、地域に伝わる農作業ズボンをリデザインした商品を制作・販売している。 植物を育てたり採取するところから藍染・草木染めを石徹白にて行っている。