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メンバー紹介 vol.2 古田真理

 

ー石徹白洋品店に関わり始めたのはいつですか?

2017年5月にインターンで初めて来ました。その次の年からアルバイトで染めをしています。住んでいるのは美濃市なので、1時間半ほどかけて染めのある時期に石徹白に通っています。

ー石徹白で染めをしている時、感じることは?

石徹白は水と空気がきれいで植物が生き生きしています。みずみずしく感じます。最初に来始めた時、こんなにたっぷりな川からの水を使って染められて気持ちいいなって思いました。

染めたものを干した時の風景も、周りは緑の植物に溢れていて美しくて。

ー草木染めの魅力について教えてください。

草木染めは、植物によって、季節によって、またはその年によって場所によって染められる色や雰囲気が違ってきます。絶対この色が出ると決まっていなくて目に見えている植物の色とは違う色に染まります。

それが人間的っていうか、人と対しているようでどこまでも奥深く知りたくなります。もっと違うものを持っているような感じがして、それが面白いです。

ー藍染はまた草木染めと違いますよね?

藍染は、染めることもそうですが、過程が楽しいですね。最初は染めた瞬間が楽しかったけど、ずっと寄り添って変化に対応していくこと、藍の一生を見ていくことが面白く何か取り憑かれるものがありますね。

どうして?って思うことがいっぱいあって、わからないことばかり。まだまだ知りたい!と思うのが継続します。分かりきれないって思わせてくれます。

私自身なんかよりずっとすごい存在、全然違う世界があるというのがワクワクする。知り尽くしたらコントロールしたくなるじゃないですか?そうじゃなくて、わからないから、わからないものを最大限に生かしていきたいと思います。

ーまりさんの染めた草木の色はとても優しい。そして藍の色は凛としている、そんなふうに感じます。染めの服を着てくださる方にメッセージをお願いします。

石徹白の豊かな自然の恵みで染められた服を、みなさんにも楽しんで着ていただきたいです。

藍染の服
草木染めの服

 

ーまりさんとは、2017年の初めての藍建てからずっと一緒に藍染、草木染めに取り組んできて、迷った時や悩んだ時にいつも相談させてもらっている心強い仲間です。彼女がいるからこそ、私たちの染めの色が出せると言っても過言ではありません。これからも石徹白らしい染め色を出していけるように学びを続けていきたいです!

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