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集落のご案内「大師堂」に行ってきました(9/3)

今年から始めた「集落のご案内」。
”石徹白洋品店の服を愛してくださっている皆さんに、石徹白の土地についても知っていただきたい” そんな思いで始めました。

9月は国の重要文化財にもなっている「虚空蔵菩薩」が奉納されている「大師堂」に行き、そこを守っていらっしゃる大師講の講元である上村修一さんにお話を伺いました。

大師堂は明治になってから作られました。政府からの神仏分離令によって、白山中居神社や各所の小さなお宮さんに安置されていた仏像などを出さなければならないことに。廃仏毀釈の流れにより損傷があったお仏様もありますが、石徹白の地域の人たちが大切にしてきた多くの仏像を集め奉納するための団体(現在は、宗教法人大師講)と建物を作られました。

今でも地域の人たちにとても大切にされています。

どのお仏像もそうですが、虚空蔵菩薩の神々しい美しいお姿にはいつも目を奪われます。拝ませていただき感謝の気持ちしかありません。

今回も、土地の歴史のこと、ここの人たちの信仰の心の深さを学ぶことができました。

参加された方にとっても良い機会だったかもしれませんが、こうして主催させてもらい、毎回、より多くのより深いお話を聞かせてもらえることが、私自身にとっての何よりの学びです。

石徹白洋品店の催しとしては、今年の大師堂のご案内は終了いたしましたが、また来年も継続していけたらと思っています!