今回は林千晶さんとお話し会をします。ロフトワークを退任後、いわゆる”辺境”と言われる東北・北陸の地、秋田と富山をフィールドに活動を行っている林千晶さん。”限界集落”と呼ばれて久しい小さな山間地域”石徹白”で「聞き書き」をベースに地域の伝統の服を復刻している平野馨生里。二人が”地域の未来 から 自分の未来” について考えていることをお話しします。
地球沸騰と叫ばれ、何においてもサステナビリティが危ぶまれる都市。自然が豊かでコミュニティの絆も残る地方にこそ、これから私たちが、私たちの先の未来の子供達が、生きていくヒントがあると信じていますが、地方は過疎化が進み続けています。
二人が拠点として活動する「地方・地域」はこれからどうなっていくのか。また、「地方と都市の関係性」は?
これは実は、私たちがどうなりたいのか、どうありたいのか という意識と直結していると思うのです。
千晶さんの”考え”、その”考え”の背景にあるもの、そして進んで行きたい未来、その先に描くご自身の”なりたい・ありたい姿”をお聞きします。それとともに、平野が石徹白でこれから新たに挑戦していこうとしていることの解像度を上げ、お伝えしたいと考えています。
日時 :11月23日(木・祝)
18:00受付開始、18:30開始、20:30終了予定
会場 :千駄木klass https://hagiso.com/klass/
〒113-0022 東京都文京区千駄木3-34-10 第一浅井ビル2F
TEL 03-5834-7018
定員 :20名(完全予約制)
参加費:2,000円(本サイトで事前決済)
林千晶さん プロフィール
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月にQ0を設立。秋田・富山などの地域を拠点に、時代を代表するような「継承される地域」の創造を目指す。主な経歴にグッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。
平野馨生里 プロフィール
慶應義塾大学総合政策学部卒。PR会社を経て、生まれ育った岐阜のサステナビリティを考える勉強会に参加し、小水力発電事業に関わる。2007年から事業実施のために岐阜の山間集落・石徹白に通い、2011年に移住。2012年より石徹白で仕事を創るために石徹白洋品店を創業。地域に伝わる直線裁断の服「たつけ」などを製品化し製造・販売している。地元の植物を使って藍染や草木染めを行うことで地域資源を生かしたものづくりを実践している。
<同時開催>