布や糸を自分たちで染める

石徹白は豊かな自然の中にある集落です。
常に様々な植物が手に入ります。石徹白らしい服づくり、つまり周りの草木花の色をいただくことを大切にしています。


石徹白の自然の色を布に止め、それを楽しんでいただけたらと、日々染めに勤しんでいます。

染めた布は1年程度、暗所で寝かしてから使います。それによって、草木の色が布に定着しやすくなります。自然の流れの中で、自然の時間に逆らうことなく丁寧なものづくりをしています。

畑からの藍染

畑から藍を育て、それを藍の染料であるすくもにして、それを藍甕に仕込んで染めています。薬品を一切使うことなく染めています。

畑から服作りをしているので、畑素人にとっては大変なことが多いですが、毎年毎年お天気と相談しながら、作業をしています。藍の成長を見ることが日々の愉しみになっています。

刈り取った藍の葉っぱを乾燥させて、「すくも」にします。寒くなってから取り掛かるので冬の仕事です。

藍を建て始めると動物を飼っているような気分です。
毎日様子を見ながら管理をして染めていきます。1日染めたら1日休み。様子が変わってきたらお手入れをします。

丁寧に染め上げた布は、暗いところで1年間寝かせてから服に仕立てています。

一人が一枚仕立てる

縫製は何人かの縫い子さんにお願いしています。
工場での大量生産ではなく、一人の方が一枚を仕立てるので、全体的にまとまりがあって美しい縫製になっています。

小さなお子さんがいる方や家庭の事情で外に出られない方にも、たつけの作り方などを学んでいただき、お家でお仕事していただいています。
お直しも承っております。一枚一枚丁寧に修繕していますので安心してお使いいただけます。