石徹白洋品店では、地域に伝わる民話を絵本にするプロジェクトを行っています。

石徹白には古くからの民話が多く残っていますが、高齢化や人口減少によってなかなか伝承されなくなってきています。移住者も増える中で、地域の子供たちがこの地域に対して愛着を深めるきっかけになればという思いで絵本作りを行っています。

 

第1作「ねいごのふたまたほおば」(2015)

1300年前に奏上された「石徹白創業伝記」(吉備真備)に記載されていた民話です。石徹白には、葉っぱの先が二つに分かれている「二股朴葉」があり、その由来のお話でもあります。文字数が少なく小さなお子さんに楽しく読み聞かせできる一冊です。
(対象:乳幼児〜小学校低学年)

 

第2作「泰澄、白山への道」(2016)

泰澄、白山開山1300年を記念し2013年に発行しました。泰澄が美濃馬場から白山へ向けて登頂する途中にある石徹白での出来事がまとめられている民話です。石徹白の古くからの名字「鴛谷」・「須甲」・「猿橋」の由来も語られています。小学生の日本の山岳信仰の学びのきっかけになれば、と思い制作しました。
(対象:小学生以上)

 

第3作「和田の小池と龍神」(2017)

石徹白に「和田山」という山があり、そこにハスの花の咲く小池があります。小池に住まう龍神と、人間の切ないラブストーリーが描かれているお話です。
(対象:幼児〜)

 

第4作「浄安くわは」(2018)

石徹白の民話といえば「浄安くわは」と言われるほど(地域内では)よく知られた物語。白山中居神社の奥にある浄安杉の根元に財宝が眠るという民話を絵本にしました。
(対象:幼児〜)

 

第5作「虚空蔵菩薩と上村十二人」(2019)

 石徹白には、白山信仰に熱心だった藤原秀衡が奥州平泉から寄進した「虚空蔵菩薩」があります。虚空蔵菩薩がはるか100キロもの道のりを超えて石徹白に運ばれた過程と、その後の時代に起こった神仏分離の騒動も取り上げています。
(対象:小学生以上)

 

絵本の仕様

ソフトカバー・フルカラー
ページ数:24p サイズ:A4サイズ
価格:1500円(税別)

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イラストレーター:南景太

東京都生まれ。セツ・モードセミナー、峰岸達イラストレーション塾卒。 主にオイルパステルを用い、ポップ・シュール・ダークが共存する、色鮮やかで少し不思議な世界を描く。自分の絵をPCでコラージュしたデジタルコラージュ作品も展開。今までの仕事は、雑誌の挿絵、絵本、メニューブック、書籍装丁、壁画、演劇チラシ、ワンピースとタイツなど様々